職業型師のF1工作部屋

1976年 ロータスです。   

こんにちわ、1/20の完成品をUPします。
Lotus 77です。
前年、革新的マシン“Lotus76”でシーズンに臨んだロータスは、早々に76を諦める結果となって
シーズン途中から“72E”で戦いました。
ロニー ピーターソンの神業的なドライビングを持ってしても勝利には遠く及ばず、翌シーズンに向けて
短期間の開発で生まれたのが、この“Type 77”です。
Frサスの革新的なアイデアは、各サーキットの特性に合わせてホイールベースを変更できる機構を
取り入れた事でした。
しかしそのモノコックから伸びたフレームの華奢な構造と、そのフレームにブレーキシステムを取り付けた為
ブレーキング時にマシンが真っ直ぐの姿勢が保てないほど暴れ、とてもコントロールできるマシンでは無かった
様です。
ですが基本的には軽量コンパクトな素性の良いマシンは、改良に改良を加えられ、富士で行われた
F1 日本GPで、見事に“ポール・トゥ・ウィン”を遂げました。
そのType 77の“プレスカンファレンス”仕様をモデル化しました。
IMG_5817.jpg
左右に燃料タンクを分け、インダクションボックスも無いデザインは、本当にシンプル(スリム)で
当時すごく魅力的な存在でした。
IMG_5816.jpg
斜め後ろからのビューは、すごく綺麗です。
IMG_5813.jpg
Frサスは(画像のように)華奢なフレームによってモノコックに付いてます。
ボディーはいつも通り“ケミカルウッド”を削り出しております。
そこに側面から0.6mmのドリルでフレームを差す穴を開け、ブレーキシステムとアッパー&ロアーアームと
アップライトを組んだ状態でその穴に差込み、組み付けました。
IMG_5811.jpg
Frフレームは0.5mmのアルミ棒を使いました。
最後にタイヤを取り付けます。
今回、ドライバーを入れてあります。
モノコックの幅を(なるべく)細くしたかったんですが、ドライバーとの比率が難しく、手っ取り早い方法として
ドライバーを入れました。
そのバランスを見ながら、結構細くまで攻めてみました。
IMG_5814.jpg
後はRr周りの造作ですが、製作当時は本当にこのマシンの資料が無く、72や76、当時のF1マシンの
トレンド等、様々なものを参考にし製作致しました。
IMG_5815.jpg
ですので、(特にプレスカンファレンス仕様は)合ってるのかどうか解りません・・・スイマセン
IMG_5810.jpg
ですが、自分なりには、『良い感じに完成させられたな~・・・』と思っています。
IMG_5808.jpg
この77は“Model Cars”さんの No46 『70年代 ロータスF1』に掲載して頂きました。
スポンサーサイト

▲Page top